作業環境をCS5.5へアップグレード

土曜日の静かな時間を利用して、Adobe Creative Suiteのアップグレードを行いました。
CS3からCS5.5へ。
今回のアップグレードは、ひとえに「InDesign」の電子出版オーサリングツールへの進化がおもしろそうだったから、という一言につきます。CS5.5のInDesignでは、電子書籍形式の「ePub3.0」や、Adobe独自の形式である「Folio」への書き出しに正式対応しています。
あいにく、2011年夏現在はePub3.0対応ePubリーダーが普及していないため、Safari 5のようなモダンブラウザで閲覧するしかありませんが、日本語の出版文化には必須とも言われている縦書きやルビなどが実装されています。3.0対応のePubリーダーの早い登場が待たれます。
FolioはAdobeの独自ビューワー「Content Viewer」を使って閲覧するファイル形式ですが、文字を中心としたいわゆる「書籍」のためのePubとは違って、雑誌やムック、カタログなどビジュアル要素の多い冊子を作るのに適した、インタラクティブな要素を持った規格です。
様々なデバイス、ファイル形式が乱立しているように見える電子出版周辺。
「電子書籍元年」が終わってから半年余、電子出版が紙の出版と同様に、あたりまえの方法になるためのツールや環境がじわじわと整いつつあります。
乱立する様々な手法・形式の中から、制作するコンテンツに最適な実現手段を選び取って行くことが、今まで以上に大切になって行くのを感じています。


