ウェブメディアビギナーズ Vol.8 - サイトの運用と分析
2010年9月21日
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ウェブサイトは常に更新が可能で、内容を書き換え続けて行く限り、増補改訂できるメディアです。
増補改訂できるからこそ、掲載している情報は古くなっていないか、新しく追加しなければならない情報はないか、チェックを怠らないようにしましょう。
各種検索サービスで自社に関連するキーワードを検索すると、どのように表示されるか確認するのも大切です。検索結果の順位にこだわりすぎるのは行き過ぎですが、検索サービスで目的にかなうページを探すのがインターネットでの情報探しの主流である現在、少なくとも同業他社や同じテーマのサイトと並んで表示される状態が望ましいです。検索結果の数十ページめに埋もれてしまったり、サイトに埋め込んだキーワードや概要が専門的すぎたり漠然としすぎていて検索キーワードに使われていないと、閲覧者がサイトまでたどり着けません。
サイト全体やページごとに、閲覧された回数や訪問した人の数が調べられるのがアクセス解析です。また、ツールによってはどの検索サービスで何というキーワードを使ったのか調べられるものもありますので、分析に役立ちます。
これらのデータが集められることをふまえて、サイトの目的と目標が達成されているか分析してみましょう。サイトの利用状況を調査・分析することが運営段階の重要な業務です。
達成されていない場合は、理由を分析する必要があります。目標が達成されていれば、ほっと一安心…ですが、さらに精度を高めることを考えても良いでしょう。
これであなたも初心者卒業です
ここまで読み進めてきたということは、あなたの担当するサイトも完成しているはずです。きっと素晴らしいサイトになっていることでしょう。社内外からの反響も集まっているのではないでしょうか。
人から直接届く反響だけではなく、日々検証できるデータが蓄積されて行くのも、ウェブサイトのユニークなところです。データを活用し、会社のイメージアップやお客さまの役に立つサイト作りを継続しましょう。
あるサイト担当者の達成度と今後の方針
達成できたこと
次は、問い合わせに適切に対応して売り上げや顧客満足につなげるのが課題です。まず、関係部署にサイトからの問い合わせに2営業日以内に対応するよう依頼しました。次に、問い合わせの中から製品ごとや事例によって質問内容を探せるFAQ(よくある質問)を作る計画を立てています。
達成できていないこと
記:内田未来